アレルギーの原因を記録で絞り込む方法
症状ボタンと疑いボタンを分けてつくれば、症状が始まった時刻の前に何があったかを逆にたどれます。
アレルギーの原因を記録で絞り込む方法
何かに反応しているのは分かるのに、それが何なのか分からないことがあります。昨日食べたもののどれかのようでもあり、新しく買った洗剤のようでもある。こういうとき、記録は候補を一つずつ消していく道具になります。
原因が見つからないのは、たいてい時間差のせいです
食べてすぐ反応が出るなら誰でも気づきます。やっかいなのは、数時間後、ときには翌日に現れる場合です。そのころには、そのあいだに食べたり触れたり出かけたりしたものが多すぎて、どれのせいか指させません。
記録には時刻が残るので、あとから逆にたどれます。「この症状が3時に始まったから、その前の6時間を見よう」ができるようになります。
症状ボタンと疑いボタンを分けてつくりましょう
一つのボタンに全部入れないでください。二種類に分けるのが肝心です。
- 症状のほう: じんましん、鼻水、かゆみ、くしゃみのように、体に出たもの
- 疑いのほう: 牛乳、ナッツ、小麦、猫のいる家、新しい化粧品のように、触れたもの
こう分けておけば、あとで検索画面で症状ボタンだけを絞り込み、その時刻の前にどの曝露ボタンがあったかを確認できます。
間隔が手がかりです
ボタンごとに、最後の記録からどれくらい経ったかが表示されます。たった今、30分前、3時間前、というふうに。曝露と症状のあいだの間隔が毎回似ているなら、それはかなり強い手がかりです。逆に間隔がばらばらなら、別のところを見るべきだということです。
ボタンごとに前回からの経過時間が出ます候補は一度に一つずつ外しましょう
疑わしいものを一度に全部やめると、症状がよくなっても何のおかげか分かりません。一つだけ外して記録を続けてください。2週間ほど経って症状の記録が減ったかを確認し、次の候補に移ります。
食べ物を制限することは栄養の問題につながりうるので、とくにお子さんの場合や、複数の食品を同時に外す必要がある場合は、医師や管理栄養士と一緒に進めてください。
季節と天気はすでに記録の中にあります
わざわざ書かなくても日付が残っているので、症状が特定の時期に集まっているかはあとから確認できます。春だけなのか、季節の変わり目のたびに繰り返すのか、といったことです。月間統計のアクティビティカレンダーを見れば、どの日に集まったかが色で分かります。
色が濃い日ほど記録が多い日です検査と記録は互いを補います
アレルギー検査は体が何に反応しうるかを教えてくれ、記録は実際に日常で何があったかを教えてくれます。検査で陽性なのに普段はまったく問題がない場合も、検査には出ないのに特定の状況で繰り返す場合もあります。
その二つを並べて見てはじめて判断が正確になります。判断は医師とし、記録はその場に持っていく資料として用意してください。
息が苦しくなったり顔が腫れたりする反応は、記録している場合ではありません。すぐに救急の診療を受けてください。