片頭痛がいつ来るのか、記録で見つける
ひどかった日だけが記憶に残り、軽く過ぎた日は上書きされます。始まった時刻を残せば曜日と時間帯が見えてきます。
片頭痛がいつ来るのか、記録で見つける
片頭痛は、痛いあいだは何もできず、過ぎてしまうといつ痛かったのかさえ曖昧になります。だから「最近よくあります」以上に説明するのが難しいのです。タップ一回ずつ積み上げた記録は、その曖昧な部分を代わりに覚えていてくれます。
記憶は痛かった日を少なく見積もります
先月、片頭痛が何日あったか今すぐ答えられますか。多くの人は実際より少なく答えます。ひどかった日ははっきり残りますが、軽く過ぎた日は上書きされてしまうからです。ところがパターンをつくるのは、むしろその軽い日のほうだったりします。
記録はひどい日も軽い日も同じ一行として残します。それが記憶との違いです。
いちばん大事なのは始まった時刻です
片頭痛の記録でいちばん役に立つ情報は、強さではなく始まった時刻です。時刻が積み重なると、曜日と時間帯が浮かび上がってきます。月曜の朝に集まっているのか、いつも夕方から始まるのか、といったことです。
TapDiary はボタンをタップした時刻を自動で残すので、始まったときに一回タップすることだけ覚えておけば大丈夫です。
メモは短く、そのかわり毎回
タップしたあとにメモを残せます。長く書く必要はありません。あとで読み返せる程度で十分です。
- 「左のこめかみ、6/10」
- 「昨日は4時間睡眠」
- 「会議のすぐあと」
- 「雨が降る前」
長いメモ3つより、短いメモ30個のほうがパターンをよく見せてくれます。
記録ごとに短いメモを一緒に残します前兆があるなら別のボタンにしましょう
片頭痛の前に視界がちらついたり、首がこわばったりする人がいます。それが規則的なら「前兆」ボタンを別につくってみてください。前兆と頭痛のあいだの間隔が一定なのか、前兆があったのに頭痛が来なかった日があるのかが分かります。
痛み止めも同じやり方で記録します
「痛み止め」ボタンをもう一つつくっておけば、ひと月に何日薬を飲んだかが自動で集計されます。頭痛薬を頻繁に飲むこと自体が頭痛を招きうることが知られていて、診察でも医師がよく尋ねる数字です。ただし、どれくらいが多いのかは人によって違うので、その判断は医師としてください。
ボタンごとにリセット周期を決められるので、痛み止めのボタンを月単位にしておくと、今月の服用回数がホーム画面にそのまま表示されます。
ひと月あれば輪郭が見えます
記録が数日分のうちは何の意味もありません。4週間ほど経つと、統計画面で曜日別の分布が見えはじめます。2か月あればかなりはっきりします。
それまでは「パターンを探している最中」だと思って、ただタップしてください。読み解くのはあとでかまいません。
4週間ほどで曜日が見えてきます記録は診断ではありません
記録で分かるのは、いつ、どれくらいの頻度で痛かったかまでです。原因が何か、どの治療が合うかは医師が判断することです。記録の役割は、その会話をより正確にすることです。
いつもと違う頭痛が急に来たり、だんだん強くなったり、ほかの症状を伴うときは、記録を増やすより先に診察を受けてください。